認知症の当事者や支援者が街を走り、タスキをつなぎながら啓発活動を行う「RUN伴(とも)」。日本国内を横断する本線のルートに加えて、三浦半島では「RUN伴+(ぷらす)」として独自イベントを展開している。横須賀・三浦・逗子・葉山の介護事業関係者らが実行委員会を立ち上げ、4回目となる今年は11月2日(土)から4日(月)の3日間、金沢区から横須賀市内、葉山・逗子へと半島を一周する。
設定した10コースはいずれも10〜20Km程度で、デイサービスや公共施設が中継ポイント。1区間の走行距離は1〜3Kmほど。今回は徒歩コースも用意しており、ゆっくり歩きながらの参加も歓迎。さらに葉山沿岸のSUPや鷹取山を経由したトレイルランのコースも設けている。「走る距離は自由。一緒に走ることが、人と人とをつなぐきっかけになれば」と実行委員長の玉井秀直さんは話す。
オレンジ色で街染める
開催に先立ち、先月26日には認知症サポーター養成講座などの学習会を実施した。3日間のイベントでは、認知症啓発のイメージカラーであるオレンジ色のTシャツを着用。3日は横須賀市役所を拠点に南下浦・衣笠・追浜方面の3ルートがあり(午後1時出発)「走らない人も沿道で応援してほしい」と話している。
参加費は200円、ルート詳細はホームページ「RUN伴+三浦半島」で検索。問い合わせは玉井さん【携帯電話】070・7514・5548
大学生も運営に参画
「若い世代の人たちの学びや理解につなげてほしい」と昨年参加した学生に声を掛けて、今回新たに金沢区コースを設けた。関東学院大・横浜市大などの地元大学生が実行委員会を立ち上げ、中継ポイントの交渉なども行った。当日の運営も担当する(2日、京急富岡駅を午前10時にスタート、ゴールは浦郷町の介護施設)。
|
<PR>
横須賀版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|