神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀版 公開:2019年12月6日 エリアトップへ

「AI運行バス」 逸見地区で実証実験 全国初病院・スーパーと連携

社会

公開:2019年12月6日

  • LINE
  • hatena
「AI運行バス」。定員は5〜9人
「AI運行バス」。定員は5〜9人

 横須賀市と京浜急行電鉄、NTTドコモの3者は今月9日(月)から逸見地区周辺で「AI運行バス」の実証実験を開始する。利用者がスマートフォンアプリなどで乗車予約を行い、必要に応じて車両を走らせる公共交通システム。全国初の商業施設、病院と連携したサービスもテストする。産官学で展開中の「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」の一環。

 ドコモの「AI運行バス」は、利用者の配車予約に応じて、AIが最適な移動ルートを決定し、目的地まで走行する。乗車定員は5人から9人の乗り合いで、「バスよりも早く、タクシーよりも安価に移動できる」と市の担当課。時刻表に縛られることもないという。

 横須賀市は高齢者を中心とした”移動弱者”の課題を抱えており、解消の糸口を探っているところ。実証実験を行う逸見地区はバス路線がなく、公共交通で住民が不便を感じていた。

 今回の実証実験では、AI運行バスと共済病院の電子カルテシステムを紐づけ、病院予約の前日通知が届いた際にAI運行バスの予約も可能とする。これにより通院忘れが防げるようになる。

 京急ストア(京急ストアFHaB湘南池上店)とも連携。店舗情報の発信やAI運行バスの乗車クーポン配布を行うなどして外出を後押しする。

 AI運行バスでは、スマートフォンの利用が前提となる。高齢者層を中心にこれの操作を苦手とする人が少なくないため、対象地区の住民にスマートフォン教室を開く。ドコモショップ横須賀店にAI運行バスの乗降ポイントも設置、相談体制も整える。

 実証実験の実施期間は来年2月24日(祝)まで。運賃は大人300円、小学生150円、未就学児は無料。運行時間は午前8時から午後7時(当日配車予約時間は午前7時から午後6時30分)。乗降ポイントは運行エリア内全35カ所。車両は3台で運行は京急中央交通が行う。

横須賀版のトップニュース最新6

スペース活用で創業応援

安浦町

スペース活用で創業応援

時間貸しのカフェ・オフィス

4月19日

「市民開放エリア」整備

横須賀火力発電所

「市民開放エリア」整備

音楽ライブやスポーツ利用

4月19日

官民連携で食糧支援

横須賀市

官民連携で食糧支援

規格外野菜を子育て世帯へ

4月12日

「最後の海軍大将」を偲ぶ

長井

「最後の海軍大将」を偲ぶ

私設図書館に井上成美ゆかり品

4月12日

災害時トイレ備蓄拡充

横須賀市

災害時トイレ備蓄拡充

車いす対応など課題も

4月5日

「くらしやすさ」全面発信

横須賀市定住政策

「くらしやすさ」全面発信

子育て世代向け新サイト

4月5日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook