横須賀・三浦 文化
公開日:2020.03.13
子安の里
朝ドラで話題「穴窯」とは
陶芸愛好家が20年前に築造
現在放映中のNHKの連続テレビ小説「スカーレット」の劇中で、陶芸家の主人公が情熱を注ぐ「穴窯」。横須賀市内にも複数存在する。
そのうちの一つ、西地区・子安の里で活動する陶芸愛好家グループ「夢祥窯(ゆめさちがま)会」では約20年前から、「穴窯」で作品を作り続けている。
1年半かけ完成
穴窯を築造したのは、同グループの創設者で昨年3月に87歳で亡くなった岸川誠利さん。高校の社会科教諭で県立追浜高校や大楠高校に勤務し定年退職後、陶芸の道へ進んだ。1999年に、教え子らの手を借りながらレンガを積んだ穴窯と小屋を1年半かけて作成。現在も岸川さんを慕い集う会員15人の活動拠点となっている。
自然釉の風合い
岸川さんは、手で粘土をこね電動ロクロを使わずに手びねりで成形。さらに釉薬をかけずに焼き上げる「焼き締め」にこだわっていたという。釜の中で長時間高温で焼くことで、灰が作品にかかり溶けて釉薬代わりになる。これを自然釉(灰釉)といい、焼き締めの最大の特徴の一つとなっている。
同会では釜の温度を約1200℃に保ちメンバーが交代で管理しながら、4日間かけて焼き上げる。1度に使う薪の量は約2トンにも及ぶ。「作品は釜の中の置く位置や火の流れ、燃料となる薪の種類などによって自然釉の付着の仕方が異なり多種多様な姿となる」と代表の田渕勝廣さんは魅力を話している。
※3月13日から横浜市の港南区民文化センターで開催が予定されていた同会の作陶展は、新型コロナウイルスの拡大により延期することが決まっている。
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