横須賀・三浦 教育
公開日:2023.02.24
「1人で悩まず周囲を頼って」
田浦中でSSWらが講演
田浦中学校で2月20日、スクールソーシャルワーカー(以下「SSW」)の役割を知り、悩み事や困り事の相談の仕方・耳の傾け方について理解を深めるワークショップが3年生を対象に行われた。
「生徒の困り事を取りこぼさないための環境づくり」を掲げ、初開催された。「学校での困り事を相談できるよう設置されているSSWだが、あまり知られていない。相談することを身近に感じ、自分や友達を守る機会に繋げてもらおうと考えた」。そう話すのは船越商店街で私設図書館「船越小学校徒歩1分図書館」や子ども食堂などを運営する北川幸子さん。同校SSWの藤田ますみさんとともに「もっと頼って」と呼び掛けた。
SSWとは問題を抱える児童生徒を取り巻く環境へ働きかけたり、関係機関等との連携・調整を行い問題解決を図る専門職のこと。横須賀市では市立の全小中学校を地域ごとに5人が担当する。
授業では小中高と年代で変化する困り事をリストアップ。生徒はけんかやいじめ、ネット、容姿、勉強・受験、進路などを想定される話題について話し合った=写真。「SNSでの誹謗中傷」をテーマにしたロールプレイも行い、自己開示や受容性の大切さを学んだ。卒業式を控える生徒たちに向けて、「高校に入って自分は1人だと感じることがあるかもしれないが、街の中に相談できる場はたくさんあると知っておいてほしい」と藤田さん。授業を終えて小熊未沙さんは「友達の悩みを聞くことも多いので参考になった」と話し、「自分も家族や友達に話しづらいことがある。SSWに気軽に相談していいのだと分かった」と振り返った。
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