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公開日:2026.08.21

三浦学苑軟式野球部 「粘り強さ」で全国へ 逆転重ね南関東制覇

  • ガッツポーズで全国大会への意欲を見せる三浦学苑の部員らと上地克明市長

    ガッツポーズで全国大会への意欲を見せる三浦学苑の部員らと上地克明市長

 神奈川の強豪・三浦学苑高等学校軟式野球部が、8月24日(月)から29日(土)にかけて兵庫県で開催される「第71回全国高等学校軟式野球選手権大会」に出場する。2年連続5回目となる今大会の初戦は、優勝候補の一角、近畿代表の天理高校(奈良県)と対戦する。

 三浦学苑軟式野球部は前年の全国大会でベスト8に終わった先輩たちの悔しさを引き継ぎ、今夏も激戦を勝ち抜いて全国への切符を掴み取った。

 地方大会では、県大会と南関東大会の合計6試合を戦い抜いた。県大会準決勝の横浜商業戦では、9回に1点差を返す逆転サヨナラ勝ちを収める。続く決勝の慶応義塾戦では、3回まで0対3とリードを許す苦しい展開から地道に得点を重ね、8回裏に逆転。そのまま4対3で守り切り、県大会優勝を果たした。

 さらに南関東大会決勝では、昨年に引き続き埼玉県の浦和実業学園と対戦。堅い守りを武器に失点を許さず、2対0で頂点に立った。

 キャプテンの高橋翔太選手(3年)は「試合経験が浅い選手が多く、当初は連携がうまく取れないなど未熟な部分が多かった。そのため、3年生がプレーで引っ張るだけでなく、互いに意見を言い合える話し合いの機会を多く設け、全員が失敗を次に生かせる環境づくりを意識した」とこれまでの歩みを振り返る。全国大会に向けては、「学年を問わず部員全員に支えられた1年だった。このメンバーで最後は笑って終わりたい。全国制覇を成し遂げられるよう全力を尽くす」と意気込む。

 チームを率いる岡村悟司監督は「粘り強くなった」と今年のチームを評価する。「県大会の準決勝と決勝はかなり厳しい展開だった。それでも最後まで守り抜き、ここぞで得点できる『諦めないチーム』に成長してくれた」と話し、全国大会では「初戦から強豪が相手だが、目の前の一戦一戦を勝ち上がり、優勝を目指す」と期待を寄せる。

初戦は24日

 同校は24日の初戦で、近畿代表の天理高校と対戦する。大会を目前に控えた17日、同部員らは横須賀市役所で、上地克明市長を表敬訪問した。選手らは「チームとしても自分としても成長できた。その成果を全国の舞台で発揮したい」など、一人ずつ抱負を述べた。上地市長は「素晴らしい仲間たちとともに頑張ってきてほしい」とエールを送った。

 同校は2014年の同大会で準優勝を遂げており、初の全国制覇に周囲の期待が高まっている。

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