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公開日:2023.06.02
追浜地区コミュニティーバス
新事業者の運行で再開
地元企業サガミ、タクシー参入
追浜地区で1月から運休していたコミュニティーバス「ハマちゃんバス」が、6月1日から再開された。運行していたタクシー会社が突然経営破綻し、高齢者が頼りにする”地域の足”に支障が出ていた。地元企業のサガミホールディングス(株)(本社=衣笠町45の19)が同事業を承継し、これまでのルートを維持する。
利用者に安堵の声広がる
「ハマちゃんバス」は、急坂や狭い道が多く路線バスの走らない高台に暮らす人たちの交通不便を解消する方策として、2012年に地元NPO法人「ふぉーらむ」がボランティア運行を開始。19年から市内のタクシー事業者が運営を引き継ぎ有償運行してきた。
県営追浜東団地集会所から追浜駅・横浜南共済病院(午前中2便)を巡回するルートで平日のみの1日12便。同バスを立ち上げて地元町内会やマンション管理組合、行政との調整役を務めてきた同NPO法人の嶋田順子理事長は「1日に約100人、月間で約2300人の利用があり公共交通化していた。突如の運休で病院や駅前の商店街に行く手段を失った人たちの間で不便が生じていた」と話す。
プロパンガスの販売を主業とするサガミは異業種からのタクシー事業参入となる。
同社の水沢洋会長は「『地域の快適な暮らしづくり』の理念に基づく経営判断」と説明。プロパンガスの運搬などでスタッフが街中を駆け巡っているため地域の地理に明るく、ドライバーとして社内の人材を活用できるという。
再開した「ハマちゃんバス」は当面、これまでの運行ルートと本数を維持して走らせる考え。地域のニーズと採算性を照らして、他の交通空白地帯への展開も視野に入れる。このほかに「SAGAMI TAXI」の看板で市中を走る車両も数台規模でスタートさせている。
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