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横須賀・三浦 トップニュース社会

公開日:2024.04.19

横須賀火力発電所
「市民開放エリア」整備
音楽ライブやスポーツ利用

  • 施設内に整備される「市民開放エリア」のイメージ図

 「横須賀火力発電所」(久里浜9の2の1)を営業運転する「JERAパワー横須賀合同会社」は、施設内に多目的な利用が可能な市民開放エリアを整備する。企業として地域共生のまちづくりを推進するもので、2025年度の供用開始をめざす。横須賀市は一部利用に公共施設予約システムを組み込む方針で、利用予約の利便性を高める。民間施設に市の予約システムを導入するのは初となる。

施設内約18万平方メートルの敷地活用

 JERA横須賀が公表している資料によれば、敷地内にある約18万平方メートルのスペースに、3つのエリアを誕生させる。

 サッカーやテニスなどのスポーツを楽しめる「多目的グラウンド」(約8千平方メートル)、音楽ライブやアーバンスポーツの大会などが開ける「イベント広場」(約3万平方メートル)、ランニングや散歩・サイクリングのコースを設置した「緑の丘広場」(約14万平方メートル)を設ける計画。整備のための工事は同社が行う。

 市は市民開放エリアの活用に向けて、市の公共施設予約システムを使用できるように改修を含めた準備を進める。施設全体の運用については、同社と市で調整を図るとしている。

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