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横須賀・三浦 経済

公開日:2024.09.27

魚市場と県大生コラボ
「ご飯が進む」ふりかけ3種
さかな祭りで販売 

  • 商品開発の実践トレーニングとして参加した学生サークルのメンバー

 横須賀魚市場(横須賀市平成町3の5の1)と 近くにある神奈川県立保健福祉大学の食育サークル「シーラボ☆」が連携して、地場の水産物を用いたふりかけを開発した。イワシや海苔を使った加工品を製造する際に発生する端材を有効活用したもので、食品ロスの削減につなげる狙い。10月6日(日)に開かれる「よこすかさかな祭り」で初売りを行う。当日は、地元企業のむらせダイニングとも連携。同社のおにぎり販売に合わせて、米の味を引き立てるふりかけを試食してもらう。

 魚市場と学生のコラボ商品開発は昨年に続き2例目。前回は地場のタコとサザエのオイル煮を瓶詰にして販売。タコとサザエに含まれるタウリンが血圧やコレステロールを低下させる健康効果に着目した商品だった。

 今回は「万人が食べやすい」をテーマに、魚食の普及にもつながる商品を考案。魚市場の職員と学生らが試行錯誤しながら「カレー」「うめ」「チーズ」の3種のふりかけを完成させた。パッケージには開発に参加したサークルメンバー12人の写真が添えられている。価格は1袋350円、3袋セットで1000円。

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