市立名向小学校(小泉修校長)で先月末、6年生児童による真珠の浜揚げ体験授業が行われた。
真珠貝の養殖や海の保全活動を軸に環境教育などを行うNPO法人「小網代パール海育隊(うみいくたい)」(以下、小パール隊)や、みうら学・海洋教育研究所などが連携して取り組む海洋教育の一環。
昨年7月、子どもたちは母貝のアコヤガイに真珠のもととなる核と細胞片を挿入する核入れを体験。浜揚げでは小パール隊メンバーが核入れしたものと合わせて、約300個の貝をナイフで丁寧に開き、真珠が次々と顔を出すと教室からは大きな歓声が上がっていた。
出来上がった真珠は、来春卒業する児童らの記念の品として進呈する予定で、横須賀市の宝飾店「クラシゲ宝飾」に加工を依頼。同店オーナーの倉茂紀夫さんは、三浦産の真珠について「1粒1粒に個性がある。イメージを膨らませながら仕上げていきたい」と目を細めて話した。
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