「母親目線で、本当に子どもに与えたいものを、丁寧に考えてカタチにしたい」――。逗子市在住のデザイナー・阿久津芳枝さんが、三浦半島をモチーフにした子ども用バッグを発売した。
デザイン関係の仕事をしてきた阿久津さんは、プロダクトブランド「kaasuns(かーさんず)」を設立。子育てをきっかけに環境に配慮し、冒険心を掻き立て、思い出を残せるバッグを考案した。
生地に描かれているのは、海に囲まれた三浦半島。地図上にはソレイユの丘の観覧車やウミウが憩う城ヶ島、逗子葉山の海に浮かぶヨットなど、名所のイラストが散りばめられている。
3歳の息子が地図に興味を持ちはじめ、バッグにして持ち歩くアイデアが浮かんだという阿久津さん。「これを見ながらお出かけの計画を立ててほしい」。自転車に乗ったり、釣りをする子どもをプリントしたワッペンも製作。訪れた場所に貼ることで、自分だけの思い出が詰まったバッグができる。
「環境への意識を高めてほしい」との思いを込め、キャンバス地、紐や糸などすべてオーガニックコットンを使用。「三浦半島にはたくさんの魅力が詰まっていると改めてわかった。ゆくゆくは、そこでしか買えない限定ワッペンの販売やスタンプラリーなどを通じて、地域を盛り上げることができたら」
価格はカバン(3種)各3500円、ワッペンは1枚500円。うらりマルシェ(休業中)ほかで取り扱い。詳細は【URL】https://kaasuns.com/
三浦版のローカルニュース最新6件
|
原画ずらり上村一夫展3月29日 |
|
|
|
|