逗子・葉山版 掲載号:2011年8月26日号
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「第1回ずし平和デー」の実行委員長を務める 岡本 和恵さん 逗子市池子在住 57歳

平和の襷(たすき)、次世代へ

 ○…逗子から平和のメッセージを届けたい―。発案から2年、メンバーの想いがようやく形になった。立ち上げはこれまで親子向けの映画会を主催してきた地域の主婦7人。最初は何の当てもないままのスタートだった。イベントを周囲に呼びかけても中々動きが広がらず、当初は「忙しいから」と断られることも度々だった。それでも実現にこぎつけてきたのは地道に準備を重ねてきた成果。「楽しくやることをモットーに続けてきた。皆前向きだから」とにこりと笑う。

 ○…平和デーでは市も共催に巻き込み、6つのプログラムが行われる。内容はそれぞれだが、その全てに共通するのは平和への願い。「ある時、戦争のパネル展で見ていた若いお母さんが『こんなことがあったんですね』と言ったんです。私も戦後の生まれですが、65年が経って戦争の悲惨さを知らない親も出てきたんだとはっとさせられました」。今も世界のどこかで戦火に脅かされる人たちがいる。平和は当たり前にあるものではない。積み上げてきたもの。「だから今の子どもたち、次の世代にあったことを伝えていかなきゃいけない。それは大人の務め」

 ○…自身も発足から関わってきた親子映画会も今年24回目。これまで地域の子どもたちに平和や命の尊さを知ってもらおうと「はだしのゲン」や「ぞう列車がやってきた」などの映画やアニメを上映してきた。「予算が足りないときはバザーを開いたりして、皆で楽しみながらやってきた」。長く続くのも楽しいからこそ。そうやってできた繋がりが地域の輪になり、また次へと繋がっていく。

 ○…初めての開催となる平和デー。「一人じゃとてもできない。皆さんの力があってこそ」と周囲への感謝が度々口をつく。「今回は初めてですが、これが第2回、3回と続いて次の若世代の人たちへ引き継いでいければ」。平和への願い。その襷はきっと次の世代へと繋がっていくに違いない。
 

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