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葉山町 改元契機に臨御橋架け替え 支援呼びかけの準備進む

政治

掲載号:2019年3月22日号

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 葉山町は、下山川河口に設置されている臨御橋(りんぎょばし)を架け替えることを決めた。以前から老朽化が指摘されていたが、高額な費用が足かせになっていた。町は、改元を機にふるさと納税制度を活用し、全国から寄付を募る考え。

 「赤橋」の名称で親しまれている臨御橋=写真左=は長さ33m、幅4mのコンクリート橋。下山川をはさんで北と南の海岸を繋ぎ、町民や観光客のほか、両陛下や皇族関係者が御用邸に滞在される際に利用されている。

老朽化激しく

 1959年に神奈川県が木造橋を設置。それまでも木造の架け橋が設置されていたが、老朽化や台風などにより破損するなど繰り返したという。その後、68年に葉山町が現在のコンクリート橋に改修した。

 町が2015年に橋梁の点検調査を行ったところ、欄干や橋脚のひび割れや、コンクリート部分が削れて鉄筋がむき出しになっている個所=写真下=を確認し、老朽化が著しいことが判明。早急な補修や撤去などの対応が必要と報告された。

 役場内では道路法などの行政上の縛りや高額な費用が課題に挙がったが、仮に橋を撤去した場合、両海岸が分断されることを懸念。御用邸を警備するうえで著しい課題を抱えることになると葉山警察署から意見があったほか、災害時の避難路としての観点からも、橋の架け替えを決めた。

ふるさと納税活用

 山梨町長は先月行われた改元奉祝実行委員会で「これまで、財政的な問題もあり、なかなか取り組めなかった。改元を機に、架け替えを実施したい」と出席者らに協力を求めた。

 このなかで、架け替えには約2億円にのぼると明かした。町では、使途を示したふるさと納税などで全国から寄付を募りたいとし、町民も参加できるよう、仕組みづくりを検討している。

 寄付した人への返礼としては、名前を橋などに残すことなどを考えているという。

 寄付を受け付ける期間は2年間を目安としており、4年後をめどに、架け替えを完了させたいとしている。

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