逗子市内で様々な企画をプロデュースしている 長峰 宏治さん 逗子市在住 46歳
未来の世代へ種をまく
○…きょうから始まる逗子アートフェスティバルをはじめ、市内で様々なイベントに携わる。今月19日には、オランダと逗子をインターネットでつなぎ、市民交流センターでみつろうクレヨンを使ったユニークなワークショップを企画した。「子どもも大人も、アートに触れて楽しさを知るきっかけになれば」と語る。
○…山口県出身。ウィンドウズ95が登場した高校生の時にパソコンに興味を持ち、大学で本格的に学んだ。映画好きが高じてサークルではCGなどの専門分野も研究。大学院を経て、卒業後は大手通信会社に就職し、ポータルサイトの運営やサービス企画などに携わった。「当時は、ネットで何ができるのか手探りだった時代。実験的な取組みが多く、刺激的でした」と振り返る。その後、結婚を経て、フリーに。個人でウェブサイトの制作や運営を行うかたわら、子育てをしてきた。
○…こうした経験から「子どもたちに自然や命の繋がりを伝えよう」とブランド「カムワッカ」を友人たちと立ち上げ。プロデューサーとして、自然との繋がりを感じる製品作りを行っているほか、ワークショップや展示会を行っている。2年前に都内から移住し、昨年のアートフェスに参加したことで地域でも活躍の場が増えた。
○…仕事や子育て、日々の暮らし。都内に住んでいた時は、バラバラだった人生の要素が、この場所で生活すると次第に重なり、いつかはひとつにしたいという気持ちが強まった。「自分の子どもたちが大人になった時、新しい事やクリエイティブなことをできる環境にしたい」。ほどよい規模感と多様な人が集まる逗子だからこそできる事があると信じている。「こんな暮らし方あるよ」と、自然体で発信していくつもりだ。
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