登山道の整備をしながら、葉山近郊の山を楽しむ活動をしている葉山・山楽会(守屋重雄会長)が、ガイドブック「葉山の山歩きコース」改訂版を完成させた。
2001年に初版を発行し、頒布総数は1800冊超。起伏に富み、多種多様な木々や花、生き物に出会える二子山山系のハイキングを楽しむためには必携の書となっている。
今回は2009年以来、11年ぶりの改訂となった。「台風や大雨で地形が変わったり、大木が倒れて道が通れなくなったりしている所がある」と語る守屋会長。会員とともに、実際にコースを歩き、GPSも使いながら詳細なルートを作成。副会長の高橋重雄さんは「前回の改訂から様変わりしていた箇所もあった」と振り返る。
同協会は並行して道迷いポイントに案内板を設置したほか、詳細図も改訂した。「登山で一番大事なのは、今自分がどこにいるのかを知ること。そのための正確な情報を提供したい」と運営委員の谷垣三之介さんはその狙いを語る。守屋会長は「このマップを片手に、登山を安全に楽しんでいただけたら。気になる情報があればぜひ、寄せてほしい」と呼び掛けた。
ガイドブックは図書館2階の葉山まちづくり館で700円で有料頒布している。感染症対策を講じたうえで要望に応じて登山のコース案内も実施しているという。問い合わせはまちづくり協会【電話】046・876・0421へ。
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