贈呈を行う増田会頭（左）星谷会長（中央）鈴木市長
藤沢商工会議所女性会（星谷けい子会長）は５日、市内のＮＰＯ団体が運営する子どもたちの学習・生活支援５事業所に「ふじさわ応援・前売りチケット」40万円分を市を通じ、寄贈した。
チケットは、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている市内の店舗や事業者を支援するため、同商議所と市、市商店会連合会が連携し６月末まで販売したもの。飲食店や小売店など市内１７４店の中から事前に使用する店舗を決めて購入する仕組みで、８月１日から半年間利用できる。
寄贈は同女性会が、チケット事業に協力するとともに、藤沢市の子どもたちのために有効活用したいと企画。市と相談の上、事前に贈呈先へ利用店の要望を聞き、約２００人分を購入していた。
同日、市役所で行われた贈呈式には、増田隆之会頭、星谷けい子会長らが出席。鈴木恒夫市長にチケットを手渡した。
席上、増田会頭は「社会福祉の増進も商議所の役割。藤沢の未来を担う子どもたちのため役立ててほしい」とあいさつ。星谷会長は「地域は助けあってこそ成り立つもの。今後も女性会ならではの柔らかな目線で地域を盛り上げ、支えたい」と話した。
市福祉健康部は「コロナは子どもたちの日常にも影響を与えている。子どもたちを元気づけ、笑顔を増やしたのでは」と話した。
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