藤沢 経済
公開日:2026.09.11
いずみ野線延伸へ一手 連節バス機能強化で需要創出へ
藤沢市は先月7日、「いずみ野線延伸関連検討業務」の優先交渉事業者に、公益社団法人日本交通計画協会(東京都)を選出した。神奈川県が進める高倉遠藤線の4車線化に伴い、現在同線上で運行している連節バス(ツインライナー)の乗りこぼし解消や、定時性・速達性を高める機能強化を検討。バス優先レーンを設置した場合の効果や他交通への影響などを見極めていく。全線開通後までを見据えた短期、中期、長期のロードマップを今年度中に作成する予定。
相鉄いずみ野線を湘南台駅から倉見駅まで延ばす計画は、2016年に国の審議会答申で初めて位置付けられた。延伸による神奈川県中央部・都心部とのアクセス向上が期待されたものの、国答申で事業性に課題があると指摘された。その後、県や市、寒川町、相模鉄道(株)などで構成する検討協議会で協議が進められてきたが具体的な開通時期は未定となっている。
市はこれまで、途中駅の設置が予定されるイトーヨーカドー湘南台店や慶応大学湘南藤沢キャンパスの周辺でまちづくりによる需要創出に取り組んできた。今回の業務もその一環となる。市都市計画課は「ツインライナーがより便利になることで、住む人も増え、需要創出につながると考えている。機能強化については、運行事業者の神奈川中央交通や県と共有・連携しながら検討を進めていく」としている。
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