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公開日:2026.09.18

深沢小学校山田汐依沙さん バイオリンで全国3位 大舞台、楽しみ熱演

  • 自宅には多くのトロフィーが

    自宅には多くのトロフィーが

  • コンクールで演奏する汐依沙さん(保護者提供)

    コンクールで演奏する汐依沙さん(保護者提供)

 鎌倉市立深沢小学校1年の山田汐依沙(しいさ)さん(6)が、9月11日に千葉県浦安市で行われた「第51回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール」バイオリン部門小学校1年生の部で3位となった。

 一昨年の予選には、全部門で計1500人以上が参加した同コンクール。全国各地での予選を経て、8月下旬から東京都と千葉県で全国大会が行われた。

 コンクール当日、ピアノ伴奏で汐依沙さんが演奏したのは「シチリアーノとリゴードン」(作/クライスラー)。前半のゆったりとしたメロディーから、後半のアップテンポな明るいメロディーに変わるクラシックの人気曲だ。

 テンポの速い、元気な曲を得意とする一方、ゆったりとした曲が苦手という汐依沙さんにとっては挑戦の選曲だった。それでも「ドキドキしたけれど楽しかった」と振り返る大舞台では、周りも楽しませる明るい演奏で高順位を勝ち取った。

探求心が育む演奏力

 バイオリンを始めたのは3歳の頃。母の理沙さんによると「元々音楽に合わせて踊ったり、リズムをとったりする事が好きだった」そう。現在も通うバイオリン教室の体験レッスンをきっかけに「また弾いてみたい」と習い始めた。

 週に1回のレッスンと自宅での自主練習を続け、今まで1度もレッスンを嫌がったことはない。「週1回じゃ足りない」と話すほどバイオリンの楽しさにのめり込んでいる。

 基礎練習はもちろん、他者の演奏をまねしたり、動画サイトでプロの演奏を聴いたりと、探求心を持ち積極的に練習に励む。「なかなかできなかった難しい曲が、弾けるようになったときが楽しい」と笑顔を見せた。

姉妹一緒に

 さまざまなコンクール、コンサートに参加し場数を踏んできた。当初は、汐依沙さんの演奏に伴奏が合わせる形だったが、理沙さんによると「最近はしっかりと伴奏を聞き、ピアノに音を合わせたりと考えながら弾いている」という。

 5月には妹の明希巴(あきは)さん(4)もバイオリンを始め、姉妹で仲良く楽器に親しんでいる。普段は「明るくてやんちゃ」(理沙さん)な汐依沙さん。家では、姉妹で駆けまわったり、工作をしたりと天真爛漫だ。しかし、ひとたびバイオリンを持つと別人に。周囲の人から驚かれるほど落ち着いた、凛とした雰囲気で曲を奏でる。

 今後は苦手とするゆったりとした曲に加え、「今よりも長い曲に挑戦したい」と意気込む汐依沙さん。そんな娘を見守る理沙さんは、「姉妹で仲良く、楽しく続けてくれるのが一番」とエールを送る。

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