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藤沢 経済

公開日:2023.01.01

かなしん平松理事長インタビュー
SDGsを経営に落とし込む
地域に浸透させる活動も

  • かながわ信用金庫平松廣司理事長

    かながわ信用金庫平松廣司理事長

 地域密着の経営を展開する「かながわ信用金庫」では、中小企業の資金需要に応える従来の役割だけでなく、地域活性に向けた積極的な動きが目立つ。国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の中にある社会・経済・環境の3つを重要テーマとした「かなしんSDGs基本方針」を打ち出し、自金庫だけでなく、地域全体に浸透させる活動にも取り組んでいる。平松廣司理事長=写真=にその真意と新年の経営方針、経済の展望を聞いた。

  * * * *   

 ──融資を通じてSDGsへの取り組みを促す金融商品の販売が好評です。

 「SDGsの思考を経営に取り入れて経済成長と社会課題の解消を同時にめざす企業を応援するローンです。需要の多さに期間を延長して対応しました。利益と共生社会の実現の両方をめざす企業を増やしていく狙いですが、社会的な意識の高まりを感じています。当金庫独自のSDGsの取り組みとして昨年、藤沢市内11店舗で使い切れない食品を市民から提供してもらい、支援の必要な方に届ける『フードドライブ』も実施しました」

 ──DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進も金融機関に求められています。

 「紙ベースの文化が根強い業界ですが、社会的な要請もあることから専門部門を設けて対応しています。合理化や効率化につながるものですが、利用者のデメリットになりかねません。デジタルに不慣れな高齢者も存在します。推進一辺倒ではなく調和を図っていくことを意識しています」

 ──地域経済の見通しはどうでしょう。

 「県内トップの人口増加数が物語るように、街にパワーがあります。消費力も購買力もある若い移住者が多く、経済の好循環が生まれています。新型コロナの影響を受けていた観光も回復基調にあり、片瀬江ノ島は賑わいを取り戻しています。こうしたニーズを捉えて昨年11月に片瀬支店をリ・オープンさせました。地域の事業者の力になっていきます。

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