プレーオフ２戦を終えた堀田HC（後列左）とメンバーら（チーム提供）
藤沢、茅ヶ崎、寒川の２市１町を拠点にＢ３リーグに参戦している湘南ユナイテッドＢＣのプレーオフ挑戦が21日、終わった。
３戦２勝で駒を進めるトーナメント初戦で今季46勝４敗、勝率９割を超えるレギュラーシーズン王者の福井ブローウィンズに果敢に挑むも２連敗を喫した。
堀田剛司ヘッドコーチは「対策もたてていたが、Ｂリーグ経験者も多く、相手が一枚上手だった」と振り返る。
だが、ただでは転ばない。「チームとして、個人として何が課題なのか、また勝つためのイメージも見えてきた」と得たものも多いと語る。
初戦敗退となったが、昨季、16クラブ中13位と厳しい結果で終わった同クラブの今季の目標「プレーオフ出場」は達成。今季公式戦が幕を閉じ、堀田ＨＣは市民に対し「応援が力になってのプレーオフ進出だった」と感謝のメッセージを寄せた。また「オフは選手とともに皆さんと交流したい」と地域貢献に注力する意向を示した。
オールスターに玉田選手
Ｂ３リーグが５月25日（土）、愛知県で開催する能登半島地震復興支援チャリティーオールスターゲーム２０２３―24のメンバーに、主将の玉田博人選手が選ばれた。
玉田選手は「皆様に少しでも勇気や希望を与えられるように感謝の気持ちを持って参加する。応援よろしくお願いします」とコメント。チケットなど詳細はクラブ公式ホームページで。
また、ＭＶＰやベスト５に並び表彰される。「レギュラーシーズンリーダーズ」のフリースローの部門に板橋真平選手が選ばれた。板橋選手は、今季成功率90・06％と、リーグ全選手のトップを記録した。
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