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藤沢 経済

公開日:2025.06.06

駅前再整備にAI活用

 藤沢市は藤沢駅駅前広場の再整備に活かそうと、駅前の交通量などを記録する調査にカメラとAIを活用する実証実験を昨秋行った。調査を担当したセーフィー(株)(東京都)が先月29日、調査の結果などを発表した。

 市が限られた人材で持続可能な行政サービスを提供するためデジタル技術の活用を進める取り組みの一環として交付している「スマートシティ推進実証補助金」。同社のデジタルを活用した交通量調査が採択され、今回の実証実験の実施に至った。

 昨年10月1日から11月2日にかけて、南口の外周デッキに1台、一般乗降場に2台のカメラを設置し、通行量と車両交通量の滞留状況を調査。取得した映像データをAIで解析し、車両交通量・停車時間、用具別通行者数を可視化した。外周デッキではベビーカーや車いすの利用が一定数確認でき、バリアフリー基準に合わせた整備が課題となった。一般車乗降場ではロータリー内の交通負荷を増大させている長時間停車への対策が必要とわかった。

 市によると、これまで交通量は特定の日に12時間かけて目視で調査されていた。人的負担が大きく、天候や曜日など詳細な条件を加味した調査や、用具別の通行者数の把握は難しかったという。担当者は「南口の課題が見えた。駅前の再整備に関する検討材料としたい」としている。

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