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藤沢 教育

公開日:2026.03.20

翔陵高
災害を自分事に
3・11教訓に「逃げ地図」作成

  • 「逃げ地図」を作成する生徒ら

    「逃げ地図」を作成する生徒ら

 東日本大震災から15年が経過した3月11日、災害時の避難ルートを可視化する「逃げ地図」作りのワークショップが藤沢翔陵高校(善行)で行われた。同校の1年生約20人が参加し、避難の困難さや迅速な行動の重要性を学んだ。

 「逃げ地図」はハザードマップを基に、高齢者の想定歩行速度を基準とし、避難場所までの到達時間を3分ごとに色分けして描くもの。一目で危険な方向や避難先を判断できるのが特徴で、自ら手を動かして作成することで、災害への具体的なイメージを持たせる狙いがある。過去には作成された地図の検証結果から、新たな避難経路が設置された事例もある。

 当日は損害保険ジャパン(株)の社員指導の下、生徒は4チームに分かれて作業した。鎌倉市沿岸部を舞台に、相模トラフ沿いの最大クラスの地震が発生したと想定。津波から逃れるため、橋の崩落や避難ビルの使用不可といった制限を考慮しながら最適なルートを探った。

 早坂尚輝教諭は「生徒たちは当時まだ1歳ほどで、震災についても歴史の一部のようなもの。この体験で災害に対する意識を付け、各々が自分事として捉えられれば」との思いを口にした。参加した荒川聡佑さん(16)は「お年寄りは動ける範囲が限られるから、先に避難する必要があるとわかった」と話した。

 今回作成された逃げ地図は、春休みに現地でのフィールドワークに活用される予定だという。

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