鎌倉市議会は5月10日、市役所全員協議会室で議会報告会と意見聴取会を実施した。これは議会基本条例の制定を目指す同議会が、「市民に開かれた議会」への試みの一環として、2月のオープンミーティングに続いて行ったもの。
当日は二部構成で、第一部の議会報告会では、市長が提案した2014年度予算案などに対して議会がどのような議論を経て議決に至ったかについて、各委員会の代表から報告があった。第二部の意見聴取会では、議員も参加して、4人ほどの市民と2人の議員のグループに分かれ、活発な議論を行った。
各テーブルでは、「日頃どのように議会が運営されているのか分からない」「陳情とはなにか」といった市民目線の質問があった。また、ゴミ、景観、渋滞、土地利用など身近な問題を話し合う姿も見られた。「議会だより」を見て参加したという小町在住の男性(45)は「報告にわかりづらい点もあったが、議員と直接話せる今回のような機会は良かったと思う」と話した。
議会基本条例の制定に関する調査特別委員会の高橋浩司委員長は「頂いた意見をもとに情報発信のあり方を考えていきたい」と話していた。当日に出た意見等は後日、議会のホームページに掲載するという。
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