鶴岡八幡宮で9月14日から16日、毎年恒例の「例大祭」が行われた。例年は、総代や氏子、崇敬者など200人を超える参列者が招かれて開催されるが、新型コロナウイルスの影響で、今年も規模を縮小。狩装束に身を包んだ射手が、馬で駆けながら的を射抜く「流鏑馬神事(やぶさめしんじ)」も中止となった。
鎌倉時代に成立した歴史書『吾妻鏡』によると、例大祭の始まりは1187年で、以来絶えることなく800年以上続き、同宮で最も重要な祭事とされる。
コロナ下の2年前からは、様式が変わった。15日の「神幸祭」では、人が担ぐのではなくトラックに載せられた3基の神輿が、若宮大路の二ノ鳥居前まで巡行。その際に、神職が沿道の家屋や店舗前で立ち止まり、お祓いした。
大阪から訪れた20代の女性観光客は、「トラックに載った神輿を見たのは初めて。例年とは違うけれど、楽しむことができた」と語った。
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