鎌倉 経済
公開日:2025.06.12
観光客数
前年比130%の1594万人
花火大会などで増加
鎌倉市は5月29日、2024年1〜12月に市内を訪れた観光客の推定延べ人数が、1594万2524人だったと発表した。昨年の約1228万人を上回り、前年比129・8%だった。
市によれば、定点調査を行っている施設・寺社のうち、最も多かったのは今年も鶴岡八幡宮で741万8887人(前年比130・2%)。
最も増加率が高かったのは鎌倉海岸で前年比142・7%。次点が銭洗弁財天で同135・7%だった。海水浴場開設期間中の海水浴客数は、29万9470人で前年比121・5%だった。
コロナ以前は10万人前後が来館していた鎌倉文学館は、大規模改修で休館中。
増加について市は、5年ぶりに開催された鎌倉花火大会やコロナ禍で中止となっていたイベント再開が要因とみている。
過去最多時の7割
鎌倉市の観光客数は、コロナ禍に大きく減少したものの、2308万3038人(13年)だった過去最多時の7割程度まで戻ってきている。
市や市観光協会らは、時間帯や場所などの「分散観光」の周知に奔走。
また県観光協会では、横浜市立大学、中央大学と連携し、観光客が集中する鎌倉や箱根から他地域に分散させる取り組みを6月2日、開始した。混雑エリアの人流データ等を分析し、観光客が興味を持つような企画や仕組みを作り、県内の他地域への誘導を目指す。
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