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公開日:2026.10.30
鎌倉風致保存会 歴史的風致を次世代へ 古都保存法・歴まち計画、周年迎える
今年は、古都保存法施行60周年、歴史的風致維持向上計画認定10周年と、鎌倉の歴史的風致において節目の年となった。市は現在、記念事業として、展示やシンポジウムなど、さまざまな催しを行っている。
1964年、鶴岡八幡宮の裏手にある御谷(おやつ)の森の宅地開発に反対する住民らによって起きた「御谷騒動」をきっかけに、1966年に施行されたのが古都保存法だ。同時期に、日本初のナショナル・トラスト(市民の寄付や募金で自然や建造物を保全・管理する運動、団体)として鎌倉風致保存会も設立された。
現在行われている記念事業も同会の「節目の年に何かしたい」という思いが契機だった。同会事務局長の石山由夫さんは、「日本の歴史的風致維持の原点は鎌倉である。その誇りを後世に伝えることも、我々の使命なのでは」と話す。
同会では、1996年から続く「みどりのボランティア」をはじめ、「中学生ボランティア」や「海岸清掃」など、自然を管理する活動だけでなく、次の世代に鎌倉の自然に触れてもらう活動にも精力的だ。石山さんは、「60年前、市民の力が法律を作ったように、一人一人に自分ごととして考えてほしい。小さな積み重ねが重要なんです」と思いを語る。
記念事業では、さまざまな催しを通じて、鎌倉の歴史的風土の保全及び歴史まちづくりの歩みを振り返り、歴史的遺産と共生するまちづくりの意義を共有する。詳細は市ホームページで確認を。
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