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茅ヶ崎・寒川 教育

公開日:2014.11.07

給食時間も麻呂と一緒
PEN樹脂食器に変更で

  • 新食器3種のうち、2皿がイラスト入り

 茅ヶ崎市内の一部の給食用食器が、えぼし麻呂とミーナの絵柄入りに変更された。これはより耐久性の高いPEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂食器への入れ替えに伴うもの。

より軽く割れにくい皿に

 従来の磁器製食器は、大規模校では破損率が高いことが問題視され、2012年度から食器の変更について検討されてきた。PEN樹脂食器は割れにくい上に比較的軽く、さらに汁物を盛り付けても熱くなりにくい特徴を持つ。食材の色素が着色しにくい性質も兼ね、水や油に溶出する成分が含まれず、安全面も配慮した変更となった。

 この新食器は、今年度後期の給食開始日である10月17日から市立香川小学校(児童数1232人)で導入されている。来年4月からは、給食調理場を新設する円蔵小学校(児童数508人)で導入される予定。以後、毎年1、2校分の食器を変更していくという。市学務課は「馴染みのキャラクター付きで、給食時間がより楽しくなれば」と話している。厚木市や三浦市ではイラスト付きの給食食器が使用されており、PEN樹脂食器は平塚市や横須賀市で導入が進んでいる。

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