湘南ベルマーレは8月17日、ホームでサガン鳥栖に2対3で敗れた。パワハラ疑惑の調査で曺貴裁(チョウキジェ)監督を欠くなか、選手は最後まで走り抜いた。
湘南が前線からプレスを仕掛ければ、鳥栖はFWにボールを集めて組み立て、両チームの持ち味を発揮し合った。
先制は鳥栖。前半25分に右サイドから、同41分には左サイドから、クエンカに2得点を許した。
湘南はGK秋元が檄を飛ばして立て直すと、同43分、右サイドのクロスからシュートを浴びせて最後は松田がネットを揺らし、1点差に戻した。
サポーターの声援が選手の背中を押した。後半12分、坂のヘディングシュートのこぼれ球を古林が押し込み同点に。
このまま終了かと思われたが、アディショナルタイムに鳥栖が勝ち越し点を奪い、敗戦となった。
「俺たちの人生」
ゴール裏のベルマーレサポーターの席の下には、長い横断幕が掲出された。
『今このエンブレムのもとで、選手・コーチングスタッフ・フロントスタッフと共に1つになって戦える湘南ベルマーレという愛するクラブを俺達はこれからもいつまでも信じている。ベルマーレは俺達の人生。』と書かれた横断幕は、サポーターの茅ヶ崎在住・高橋修さんほか、20人ほどが関わって作った。高橋さんは「僕らが信じているのはクラブ。それを選手、スタッフ、観客、このスタジアムにいるすべての人たちに伝えたい」と制作意図を語り、「今回の件でクラブがまた一つ強くなれば」と述べた。
次戦は24日(土)、敵地でベガルタ仙台と対戦する。
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