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茅ヶ崎版 公開:2022年8月5日 エリアトップへ

今秋「こども選挙」実施へ 市長選で候補者に投票

社会

公開:2022年8月5日

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こども選挙のロゴを手にする池田さん夫妻
こども選挙のロゴを手にする池田さん夫妻

 「今秋行われる茅ヶ崎市長選に合わせて、子どもたち自身がまちの課題を勉強し、実際の候補者に投票する『こども選挙』を実施しよう」というプロジェクトが進んでいる。市民有志による実行委員会が企画しているもので、関係者は「子どもたちが政治やまちの未来について主体的に考えるきっかけになれば」と話す。

 中心となっているのは、サザンビーチ海水浴場そばでコワーキングスペース「Cの辺り」を運営する池田一彦さん(45)、美砂子さん(44)夫妻。実行委員には、茅ヶ崎青年会議所や地元NPOのメンバーらが名を連ねる。

 きっかけは1年ほど前。若者の投票率低下に話題が及んだ際にアイデアが浮かんだという。池田さんは「アメリカでは大統領選の際に小・中・高校生による模擬選挙が行われ、25万人が投票した。日本でも模擬選挙が盛んになってきているが、多くは架空の候補者から選ぶもの。実際の候補者から投票する人を選べば、政治や地域に対してより関心が高まるはず」と話す。

 国政選挙での実施も検討したが「自分たちのまちの未来を決める人を選ぶという意味でより分かりやすい」と10月30日(日)に投開票される茅ヶ崎市⻑選挙で、小学生から17歳以下の高校生を有権者とする「こども選挙」を行うことを決めた。

 実施に当たっては、特定の候補が有利になったり、公職選挙法に抵触しないように、専門家に監修を依頼する。

 今後は「こども選挙委員会」の参加者を募集。メンバーは選挙と民主主義を学んだり、茅ヶ崎の現状やまちの課題について知る勉強会に参加。また茅ヶ崎の良いところ、変わってほしいところをテーマにグループディスカッションを行う。

 その後、立候補予定者にインタビューを行い、その様子を動画で公開するほか、各候補の主張などをまとめた「こども選挙新聞」を発行して、学校などに配布する予定。

 選挙当日は市内数カ所に子ども専用の投票所を設けるほか、ネット選挙も受け付ける。結果は後日、候補者にも届けられるという。

 池田さんは「今回の取り組みが、子どもたち自身の声が市政に届くきっかけにもなれば」と話している。

選挙委員を募集

 現在、このプロジェクトの参加者(こども選挙委員)を募集している。対象は小学3年生から高校生(17歳以下)で、定員は10〜15人程度。8月21日(日)締切。

 詳細はhttps://kodomo-senkyo.com/で。問い合わせはinfo@kodomo-senkyo.comへ。

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