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公開日:2026.07.31
熱中症搬送者 過去3年で最少に 暑さ対策浸透も奏功
茅ヶ崎市消防本部警防救命課によると、今年5月1日から7月23日までに茅ヶ崎市と寒川町内で救急搬送された熱中症患者の数は79件だった。一昨年の同時期の81件、昨年の98件と比べ減少傾向となっている。
同課担当者は、6月中の気温はほぼ平年並みだったことや7月上旬の台風の影響により外出の機会が減少したことを、搬送者数減少の要因として挙げる。
また、昨年は計測期間(5月1日から9月30日まで)に搬送された231件のうち90件(38・9%)が住宅内での熱中症だったのに対し、今年は現時点で25件(31・6%)。担当者は「エアコンの積極的な使用など、国や自治体が広報に力を入れた成果が出ているのでは」とする。
年齢別の搬送者数では65歳以上の人が最も多く、43件だった。担当者は「歳を重ねるにつれ体内の水分量が減っていく。温度を感じる感覚も低下するので、周りの人のサポートが不可欠」と呼びかけている。
浜降祭当日の人数
7月20日に行われた浜降祭では、熱中症により搬送された参加者数は5件だった。23年は12件、24年は1件、25年は5件となっており、同課担当者は「今年は神輿担ぎのなかで飲酒を禁止している神社があるなど、各神社に対策が見られた」と話す。
自治体の対策続く
気候変動適応法の改正を受け、茅ヶ崎市と寒川町では指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)の開設を進めている。これは、暑さをしのぐための一時避難場所として24年度から実施されている事業で、茅ヶ崎市では「炎天下かけこみスポット」として6月1日から10月21日まで利用可能となっている。市では同スポットの位置をホームページで公開し、市外の人にも協力施設の場所の周知を図っている。
昨年度からは茅ヶ崎寒川薬剤師会と協定を結んだこともあり、協力施設が増加し、今年度は7月1日時点で103カ所となった。
寒川町でも「寒っスポット」が、4月22日から10月21日まで設けられている。現在は公共団体の10施設と民間事業者の1施設が協力しており、同町担当者は「これからは民間施設との協力を積極的に進めていきたい」と話す。
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