茅ヶ崎・寒川 社会
公開日:2024.01.01
茅ケ崎警察署タウンニュース特別企画
安全・安心な素晴らしい一年に
署長と各担当課長にインタビュー
新しい年がスタートした。この一年を、事故や犯罪に巻き込まれないためにはどうすべきか、また昨年の事故・犯罪件数や傾向はどうだったのかなどを、茅ケ崎警察署の益淵隆徳署長をはじめ、交通課・生活安全課・刑事課の課長に聞いた。
右直事故に注意
茅ケ崎警察署の管轄する茅ヶ崎市と寒川町では昨年11月末時点(速報値)で、交通事故は551件で昨年よりも70件近く多く、二輪車と自動車が関係する事故が増加した。二輪車の死亡事故も1件発生している。「二輪車は実際よりも遠く、かつ速度が遅く見える特性がある。より注意をし、余裕を持った運転を心がけることが大切。また、自転車も乗れば車両。一時停止や信号を守るなど、ルールやマナーを守ってほしい」と小林交通課長。
前兆電話に対策を
昨年の特殊詐欺被害は61件・約1億3千万円(10月末速報値)にのぼった。還付金詐欺やキャッシュカードすり替え詐欺など、手を変え品を変え電話が掛かってくる。最近は、オレオレ詐欺が多いという。
富樫生活安全課長は、「前兆電話に注意を。また被害者が口を揃えて言うのが『まさか自分が』。他人事ではなく自分事と捉え、対策を取ることが大事。犯人は番号を知られるのを嫌う傾向にあるため、留守番電話設定をしておくことや、『この電話は録音されます』などのアナウンスが流れる詐欺対策電話の活用もおすすめ」と話す。
また、怪しい電話があった際は、一旦落ち着いて家族などに相談を。どんな些細な情報でも、最寄りの警察署へ。
受け子、出し子大麻も全て犯罪
特殊詐欺は、反社会勢力の資金源となる詐欺=犯罪の片棒を担ぐことになる、かけ子や受け子、出し子と呼ばれる使い捨ての若者の存在も危惧される。SNSなどが普及した今、「高額報酬」「具体的な業務内容がない」などは要注意。俗にいう「闇バイト」の可能性がある。軽い気持ちで応募し、個人情報や弱みを握られ、辞められない状況になっても、詐欺に加担したら犯罪者だ。
世間を賑わせた大麻も、所持するだけで犯罪。管轄内では年間約30件の薬物関係の検挙が横ばいで続いているが、その中で大麻の数が増えているという。情報が溢れている今、手を出しやすくなっているというが、大麻は脳に悪影響があり、発達途中にある若者は特に良くないという。
武富刑事二課長は「受け子や出し子、大麻も立派な犯罪で、一生を棒に振ることになる。軽い気持ちや甘い言葉に流されず、しっかりとした判断をしてほしい」と呼びかけている。
地域一丸で
益淵署長は「昨年はコロナが5類に移行し、数々のイベントが復活した。今年も年始から寒川神社の初詣や箱根駅伝など、人が多く集まる各種イベントがある。その裏側にある事件や事故が起こらないよう、今年も良い一年となるよう署員一同全力であたっていくので、引き続きみなさまのご協力をお願いしたい」と話している。
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