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公開日:2026.10.30
茅ヶ崎市が「里山林再生ボラ」育成へ 市民参加で放置林対策
里山林の放置が全国的な問題となるなか、茅ヶ崎市は森林の保全に関する知識や技術を持った市民を増やそうと「里山林再生ボランティア」の育成に取り組むことになった。11月から講座がスタートする。
里山の木材はかつて、薪や炭の原材料として利用されていたが、需要の減少で放置されるケースが増えている。
人の手が入らなくなったことで大木が増加。日光が差し込まなくなり、下層の植物が育ちづらくなったり、それまで住んでいた動物や昆虫の居場所がなくなるなど、生物多様性の低下にも直面している。
また、竹林の拡大でヤブ化が進行し、動物と人間の生活圏が近くなったために、農作物を食べられるなどの被害が発生しやすくなっている。
茅ヶ崎市北部の里山でも、近年では倒木事故の発生や不法投棄が目立つようになっていることに加え、市民からの政策提案があったことから、市は今年度から、「里山林再生ボランティア」を育成することを決めた。財源には森林環境譲与税を活用する。
全4回の講座を予定
講座は11月から来年2月まで月1回の全4回。講師はあしがら丸太細工代表の小島康弘さんが務める。
11月21日(土)の第1回では森林の役割や生物の多様性について学んだ後、2回目以降は赤羽根字十三図周辺の特別緑地保全地区南部でのフィールドワークを3回にわたって実施。木に絡んだつるの除去や枝打ちの実践、ロープや手鋸を使った安全な伐倒方法などを学ぶ。また、伐採材を使ったクラフト加工なども予定されている。
対象は18歳以上の人で定員は20人程度。参加費は無料だが、4回全ての参加が原則となる。
11月16日まで市ウェブサイトから申し込みを受け付け中。市は「市北部の現在の自然環境を知ってもらうとともに、里山を守る担い手を育成していきたい。自然について学んだり携わりたい人はぜひ参加を」と呼びかけている。
詳細は市景観みどり課【電話】0467・81・7182へ。
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