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茅ヶ崎・寒川 トップニュース文化

公開日:2026.10.23

中野設計工務 土器等13点 3Dデータ化 80周年事業で市に寄贈

  • 3Dデータのイメージ=提供

    3Dデータのイメージ=提供

 中野設計工務(茅ヶ崎市新栄町、中野慶悟社長)は、小出地区の下寺尾官衙遺跡群から出土し文化財認定された土器等13点を3Dデータ化し、10月15日に同市に寄贈した。

 同社は1946年から茅ヶ崎市で建設業や測量業を営んでいる。今年創立80周年を迎えたことから「得意としているスキャン技術を用いて貢献できることを」と市に打診し、今回の取り組みが決まった。撮影は5月中旬から約1カ月かけて実施された。

 同遺跡群は2002年から埋蔵文化財発掘調査が行われ、15年に国指定史跡になった。スキャンを行った土器などは七堂伽藍跡(古代の寺院跡)から出土したものが多く、仏具や祭祀具、屋根瓦などの遺物だという。

 3Dデータは360度回転し、展示などでは見ることができない底面や裏面を観察できる。同社副社長の中野雄司さんは「これを機にたくさんの人に茅ヶ崎市の文化財を知ってもらい、未来に残していきたい」と話す。

 3Dデータは、11月8日の下寺尾遺跡文化祭の会場内で先行公開され、10日に同市博物館のポータルサイト内「3D・Object VR」で一般公開を予定している。

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