寒川町と茅ヶ崎市の公立小学校が、新型コロナの影響で中止した小学6年生の修学旅行の代替行事として、横浜・八景島シーパラダイス(金沢区)を貸し切り、バスでの日帰り旅行を計画している。来年2月17日に実施する予定で、シーパラが通常営業時間に貸し切りを行うのは初の試み。
寒川の小学校5校(児童数約450人)は当初、日光への修学旅行を9月中旬に予定していた。その後延期の選択肢も検討したが、8月に中止を決めた。宿泊がともなえば食事や入浴のたびにマスクを外すため、リスクが高まるためだ。
宿泊しない日帰りで、寒川と茅ヶ崎の小学生たちが受け入れられる場所として、複数の候補から選ばれたのがシーパラだった。貸し切りが可能で、雨天時でも水族館内のアクアスタジアムで昼食が取れる利点がある。
保護者にはすでに通知されており、シーパラ担当者は「特別イルカショーも実施します。特別な思い出を作って頂きたい」と話している。
おなじく町内3中学校も修学旅行が中止となったが、現在各校ごとに代替行事を検討しており、日帰りでのイベントを決めた学校も。今後は受験や合格発表、卒業式なども控え、スケジュールは限られつつある。
茅ヶ崎市の13中学校は2月下旬に京都方面への宿泊つき修学旅行を1〜2泊で予定している。
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