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寒川 スポーツ

公開日:2023.05.26

湘南ユナイテッドBC
来季の飛躍誓う
堀田ヘッドコーチに聞く

  • デビューシーズンを振り返る堀田ヘッドコーチ

  • 最終戦では1千人を超えるファンが声援を送った

 藤沢、茅ヶ崎、寒川の2市1町を拠点に活動するプロバスケットボール男子の「湘南ユナイテッドBC」が4月8日にデビューシーズンの最終戦を終えた。地区16チーム中13位に終わった今季の振り返りと、来る2023-24シーズンへの展望を堀田剛司ヘッドコーチに聞いた。

 同チームは昨年9月、B3リーグに参入。スピード感のある試合運びや2m級外国人選手の強いインサイドプレー、初参入の貪欲さを武器にレギュラーシーズンに臨んだ。

 15勝37敗という結果に堀田ヘッドコーチは、「プレーオフ争いを目標にしていたので、厳しかったと思う。しかし、チームの課題がはっきり見え、成果も多々あった」と前向きにとらえる。各選手の実戦でのプレースタイルを確かめることができたのは、何よりの「成果」だという。また、プロとして緊張感のある試合を経験することで、「後半戦では最後まで諦めず、粘り強く戦うことができた」と成長を実感している。

 新たな戦力の補強にも着手した。「より速い試合展開のできる足の速い選手。そしてプレッシャーをかけてボールを奪えるプレーのできる選手。高いレベルの選手が加入することで、練習のレベルもあがり、チームがもっと強くなる」と熱を込める。「今の選手たちも一人ひとりを見ると良い所がある。新しい選手とともに、新たな『湘南』をお見せしたい」と、来シーズンの飛躍を誓う。

声援に「感謝」

 シーズン最終戦となった秩父宮記念体育館の試合では、1千人を超えるファンが会場で声援を送った。「選手たちも喜んだし、何よりパフォーマンスも高かった。チームカラーの水色を見ると励まされて心強かった」と感謝を語る。「ファン、スポンサー、地域の方たちと、みんなで作るチームであることを実感した。だからこそ、結果を残さないといけない」と、決意を新たにする。

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