寒川 文化
公開日:2023.12.01
相模国府祭
御朱印帳と六社巡って
国の文化財登録に向け調査も
毎年5月5日に大磯町で行われる「相模国府祭」に参集する神社で11月15日から、「相模國 六社御朱印めぐり御朱印帳」が頒布されている。頒布は寒川神社(寒川町)、川勾神社(二宮町)、比々多神社(伊勢原市)、前鳥神社と平塚八幡宮(平塚市)、総社の六所神社(大磯町)の6社で実施。御朱印帳は無料で、なくなり次第終了。寒川神社では「ご希望の方は社務所にお声がけ下さい」と話す。
祭りの特色広く知って
国府祭は、1300年ほど前、奈良・平安の頃に、相模国の行政長にあたる国司が天下泰平と五穀豊穣を神に祈ったのが始まりといわれている、県指定無形民俗文化財。
神揃山や大矢場(現馬場公園/大磯町)など神社以外の場所に特別祭事場を設置して執り行われる神事は全国的にもめずらしく、国指定無形民俗文化財の登録に向けた調査も行われているという。
「相模國 六社御朱印めぐり御朱印帳」の頒布は2015年以来で2回目。前回1万部を刷ったところ好評で、頒布終了後も各社に問い合わせがあったことや、国指定の文化財登録の機運を高めるため、より多くの人に「国府祭」を知ってもらいたいと再び企画された。6社合わせて2万部の頒布を予定している。
御朱印帳には、各社の写真や解説、6社の位置関係がわかる地図などを掲載。願いごとを記入するページもある。御朱印紙を貼り付ける仕様。
問い合わせは各社へ。
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