神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
寒川版 公開:2024年5月10日 エリアトップへ

茅ヶ崎市消防署宮山出張所 今年度中に工事着工へ 2026年4月の供用目指す

社会

公開:2024年5月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
宮山の整備予定地=町提供
宮山の整備予定地=町提供

 寒川町は4月10日、茅ヶ崎市消防署宮山出張所整備事業の請負契約を、株式会社エス・ケイ・ディ(平塚市/長谷川辰巳代表取締役)と締結した。現在、同消防庁舎の設計の調整を行っている段階で、今年度中の工事着工を予定。2026年4月の共用開始を目指す。

 宮山出張所の新庁舎は、現在更地の宮山2150〜52番地(旭保育園入口バス停そば)に建設。地上2階建てで、敷地面積は約1500平方メートル、延床面積は約600平方メートルになる。勤務人数は消防隊4人、救急隊3人の合計7人を想定している。消防車1台、救急車1台が配備され、庁舎内には事務室、車庫、文書庫、防火衣置場、倉庫、食堂、研修室、仮眠室、浴室等が整備される予定。

 事業者選定には、公募型プロポーザル方式を採用。参加表明した事業者のプレゼンテ ーションやヒアリング等を経て、最優秀提案者に選定された「エス・ケイ・ディ」に決定した。今回、町で初めてとなる設計と施工を一括契約するデザインビルド方式を採用。事業費は4億8290万円。

 寒川町にはこれまで、消防庁舎(寒川分署)がさむかわ中央公園に隣接する場所にあり、そこから南北に出動してきた。2022年4月に町と茅ヶ崎市の消防が広域化し、茅ヶ崎市消防本部が両市町を管轄するようになってからは、町境に関係なく救急現場に1番近い救急隊が出動する体制になり、現場到着時間の短縮につながった。

 さらなる消防力の強化を目指し、町の南北2カ所に消防庁舎を整備することを同市と調整してきており、北部地域に用地を確保できたことから、宮山出張所の整備を先行して進めることになった。

 宮山出張所の整備後、南部地域に寒川分署の整備を進めることになるが、現時点で用地の確保はできていないという。最終的には現在の寒川分署は、新たに整備する南部地域に移転し、廃止となる。同署廃止後の跡地利用の予定は現時点では未定。

 町町民安全課では、「宮山出張所が整備されることで町内の消防庁舎が2カ所になり安全安心につながります。ご理解の上、ご協力をお願いします」と話している。

寒川版のトップニュース最新6

今年度中に工事着工へ

茅ヶ崎市消防署宮山出張所

今年度中に工事着工へ

2026年4月の供用目指す

5月10日

「地域のヒーロー」身近に

小谷消防分団

「地域のヒーロー」身近に

こどもカフェ初の防災訓練

5月10日

免許返納でタクシー助成

寒川町

免許返納でタクシー助成

社会参加を促進

4月26日

障害のある子どもたちと交流

寒川高校野球部

障害のある子どもたちと交流

「誰にでもやさしく」

4月26日

観光ガイドクラブ発足

観光ガイドクラブ発足

2団体が合併し地域振興

4月12日

ゼロカーボンへ協定

寒川町

ゼロカーボンへ協定

茅ヶ崎市、東京ガスと締結

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

寒川版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

多才な開高健に迫る

多才な開高健に迫る

茅ヶ崎市で企画展開催中

4月27日~9月29日

寒川版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook