Forza! Bellmare 開幕戦 大勝で飾る 「プライドを胸に」発進
ピッチサイドに並ぶ広告看板の数は激減、ユニフォームの胸スポンサーもなし−。昨季の華やかな開幕戦と比較すれば、J2に降格したことを改めて実感せざるを得ない厳しい現実に直面するなか、眞壁潔社長は試合前、サポーターに向けて「今日はプライドを胸に貼り付けて戦う」と挨拶。そして、湘南は見事にそれを実行してみせた。
前半7分、アジエルのヒールパスから永木がクロスを送り、これを新加入の大井が頭であわせて先制。さらに14分には佐々木が技ありのループシュート、34分には新加入組に負けじと臼井もゴールネットを揺らし、試合の大勢が決する。
しかし、昨年7月18日以来、ホームに至っては実に4月25日の仙台戦以来となる久々の勝ち星を祝うように、後半もゴールラッシュは止まらない。
57分、攻勢を強める岡山の隙をつき、佐々木がゴール前で相手のボールをすばやく奪ってこの日2得点目。その直後には流れるようなパスワークを受けた菊池が、スピードに乗ったドリブルでペナルティエリアに侵入したところを倒されPK獲得。これをアジエルが冷静に決めて5対0。“湘南を愛し、湘南に愛される男”の復帰弾を祝い、スタジアムが1つになった。
幸先の良いスタートを切った湘南。次節は早くも昇格争いのライバル、千葉との一戦だ。
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