Forza! Bellmare "勝ち点6"逃す 10人で耐え切れず
長いシーズンにはどうしても勝っておきたい、あるいは絶対に負けてはならない試合がある。湘南にとってはこの試合こそ、これに当てはまるものだったのではないか―。
反町監督が「勝ち点6に値するゲーム」と重視していた鳥栖との一戦は、両チームとも序盤からスピーディーな攻めを展開。しかし湘南は上位相手に互角あるいはそれ以上の戦いを見せつけ、”強い湘南”が戻ってきたことを感じさせた。
ところが前半終了間際。アジエルと相手選手との間で小競り合いが起きた際、駆けつけた他の選手の顔面にアジエルの手が当たり、これが故意とみなされて一発退場。それまでは十分に勝機がある試合展開だったが、70分にオウンゴールで先制され、後半ロスタイムにも追加点を許して万事休す。痛すぎる敗戦となった。
しかし、1人少なくなってからも湘南の選手達から弱気な姿勢はまったく見えず、むしろ引き分けではなく勝利を狙い続けた執念は賞賛すべきもの。一方、その真偽は定かではないが、チームを劣勢に追いやったアジエルの不用意な行為はいただけないものだった。湘南を愛し、湘南が愛する選手だからこそ、あえて苦言を呈したい。
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