湘南らしさを取り戻せ 5試合ぶりの勝利ならず
改めて仕切り直しといきたい一戦だったが、試合は序盤から大分ペース。今季の持ち味である前への推進力は影を潜め、26分には先制を許す。ハーフタイムに曺監督が檄を飛ばした「まったく湘南らしくない」との言葉がすべてで、連戦の悪い流れを断ち切れていないのではとの不安がよぎる。
しかし後半、前線に中村と古橋を投入すると展開は一変。観ている者をワクワクさせる躍動感溢れるサッカーが戻り、64分にはコーナーキックから遠藤が頭であわせて同点。その後も流れを一気に引き寄せたが、勝利とはならなかった。
快進撃に急ブレーキがかかり、選手にとってはハードワークを身上とするからこその疲労感も大きいだろう。しかし、どんな時も弱気な姿勢を見せず、イキイキとプレーする姿が多くのサポーターを魅了し、勇気づけていることを選手達は忘れてはならない。
|
<PR>
|
<PR>