執念で奪った勝ち点1 ロスタイムの同点弾
対するは開幕9試合負けなしの快進撃を続けていた湘南に今季初黒星を付けた水戸。因縁の相手に借りを返して波に乗りたいところだったが、逆に序盤から試合の主導権を握られる。
高い集中力を保つ水戸の守備陣をなかなか崩すことができず、シュートは放つもののチャンスらしいチャンスを作ることができない。一方、水戸は少ないパス本数で一気に湘南のゴールに迫る攻撃を展開。62分には敵ながら見事な素早いカウンター攻撃により先制点を奪われてしまう。
湘南に”得点の匂い”は感じられず、見せ場もほとんどないまま試合は後半ロスタイムに突入。前回水戸に敗戦を喫した後にスランプに陥った記憶が頭をよぎり始めたサポーターも少なくなかったのではないか。
だが、ロスタイムもわずかとなった頃だった。右サイドの岩上がペナルティエリア内に入れたボールを菊池が頭で合わせ、ついに水戸の固い守備をこじあけたのだ。内容が悪いなりにも最低限の結果を残した湘南。それでも試合後に満足の表情を見せなかった選手達の今後に期待したい。
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