湘南ベルマーレ ダービーは1勝1敗 新加入選手でチームに活気
新加入したFWウェリントン、GKアレックスサンターナがスターティングイレブンに名を連ねた川崎戦。前半終了間際にミスから先制を許すが、後半は一転して湘南ペースに。56分のコーナーキックでは、永木が蹴ったボールにノーマークで飛び込んだ遠藤が頭で合わせて同点。66分には高山が体で押し込む泥臭いゴールでひっくり返す。
その後は息を吹き返した川崎の猛攻に耐える形となり、残りわずかとなった88分にPKを献上。勝ち点3がすり抜けたかと思われた。しかし、これまで幾度か決定機を阻んできたアレックスサンターナは、ホイッスルと同時に左右に動いて相手の動揺を誘い、大久保の蹴ったボールはバーをはじいて九死に一生を得た。
神奈川ダービーで連勝を狙う湘南は、10分に出鼻をくじかれる失点を喫する。
だが、首位争いを演じる横浜相手にも、湘南は一歩もひけをとらない。ウェリントンの加入で活きるようになったキリノのスピード、高山や古林をはじめとする夏場でも最後まで走り抜けるスタミナはもはや湘南の代名詞。57分には巧みなパスワークからキリノがシュートを放ち、一度はバーに嫌われるも梶川が反応してゴールネットを揺らす。
だが、64分には前節に続いてPKを与えて再度追う展開に。見るものに息つく暇を与えない一進一退の攻防が続くも、あと一歩遠かった。
だが、ウェリントン加入後、湘南の攻撃力が活性化したのは明らか。さらにチームに馴染めば、リーグの台風の目となりそうだ。
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