ベルマーレ クラブ新の開幕6連勝 シュート26本で岡山を圧倒
5連勝で波に乗る湘南が、3試合ぶりのホームに戻ってさらに勢いを増したような一戦だった。
序盤からボールホルダーを次々と後続の選手が追い抜くアグレッシブな攻めを展開。シュート本数を積み重ね前半のうちにネットこそ揺らすことはできなかったものの、受け手に回るファジアーノ岡山のゴールへ何度も何度も襲い掛かる。
後半開始からほどなくして、コーナーキックから相手GKがはじいたこぼれ球を遠藤が蹴りこんで先制。その後も主導権を握り続けながら追加点が遠かった湘南は88分、猛然と駆け上がったウェリントンから受けたパスを菊池がきっちりと決めて勝負あり。最初から最後まで走り抜く湘南のタフさを象徴したような見事なゴールだった。
これでクラブ史上初となる開幕6連勝。前監督の反町氏、あるいは菅野氏の時代から築かれてきたハードワークサッカーは、二度にわたるJ1昇格、J2降格を繰り返すなかで、ここにきていよいよ成熟度を増している。
しかしリーグ戦は、まだ序盤。現時点での順位や成績に手放しで喜ぶことはできないが、今季の湘南スタイルは昨季以上に観客を楽しませてくれることは間違いなさそうだ。次節は13日、ジェフユナイテッド千葉と敵地で対戦する。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>