湘南ベルマーレのJ1リーグ第26節は14日、敵地で大分トリニータに2対1で敗れた。活動自粛中の曺貴裁監督に変わって指揮する高橋健二コーチのもとで迎えた4戦目もあと一歩勝利に届かなかった。
ベルマーレは前節(浦和戦)から3人を変更。梅崎司と山田直輝をトップ下に並べる布陣を取り、右サイドにMF古林将太を送り込んだ。後方でパスを回して出方を探る相手に対し、ベルマーレは前線からボールホルダーにプレスを仕掛けて自由を奪いに出た。チャンスと見ればサイドから積極的に攻撃を組み立て、守備では連動して相手を囲み反撃の芽を摘んだ。
試合が動いたのは前半42分、ピッチ中央でベルマーレのミスを突いた大分が先制した。さらに同アデイショナルタイム1分、不用意なバックパスをカットした大分に追加点を許す。秋元陽太がオナイウ阿道のシュートを好セーブで阻んだが、こぼれ球を押し込まれた。
後半開始にベルマーレは齊藤未月を下げて、菊地俊介をピッチに送り込んだ。一進一退の攻防が続くなか同37分、敵陣中央からペナルティエリアへのロングパスを相手GKがファンブル。一瞬のミスを見逃さなかった途中出場の野田隆之介が冷静に右足を振り抜き、1点差に詰め寄った。
その後は互いに追加点を奪おうと攻勢を強めたがスコアは動かず。リードを守った大分に逃げ切れられた。これでベルマーレは13位後退。次節は29日、ホームで清水エスパルスと対戦する。
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