新型コロナウイルスの影響により活動が大幅に制限されている中学校の部活動をめぐり、平塚市の校長会はこのほど、成果発表の場として練習試合を行う方針を決めた。
夏の高校野球大会の中止など、コロナ禍は教育現場にも深刻な影響を与えた。平塚市でも予定されていた大会が相次いで中止になる中、市や市中学校体育連盟(守屋勝教会長)が代替大会の実施を模索してきた。
市は8月31日まで市主催の行事は行わない方針で、代替大会を計画しても開催は9月以降になる。中体連の会長で江陽中学校の守屋校長は「選手のモチベーションや進路を考えると難しい」と代替大会を断念するに至った経緯を説明する。
一方、市が示した部活動のガイドラインでは7月18日以降の練習試合を認めており、校長会は同日から夏休みの最終日にあたる8月23日の間で練習試合を決定。現在、各部の顧問らが試合日程などを検討している。
練習試合を保護者らが観戦できるかなど詳細は未定。守屋校長は「サッカー部などの現3年生は台風で昨年の新人戦も中止となっている。練習試合ではあるが部活を続けてきて良かったと思ってほしい」と話している。
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