足腰のバネを武器に上位進出を目指す
高浜台在住の濟藤未夢（さいとうみゆ）さん（21）＝今号「人物風土記」で紹介＝が３月17日に大阪城ホールで開催される「第１０４回日本陸上競技選手権大会・室内競技」（主催／日本陸上競技連盟）の女子60ｍハードル・シニアの部に出場する。
濟藤さんが挑むのは、国内最高峰の室内大会に位置付けられる晴れ舞台。女子60ｍＨには、標準記録の13秒95（１００ｍＨ）を突破した全国の上位24選手がしのぎを削る。
濟藤さんの１００ｍＨ自己ベストは標準記録と同じ13秒95。大会では格上勢との戦いが予想されるが「上位16人に入り（下位８選手で争う）Ｂ決勝での優勝を目指したい」と前を向く。
現在、小学生から社会人までが所属する陸上クラブチーム「ＨａｐｐｉｎｅｓｓＡＣ」に所属し、選手兼コーチとして後進の育成にも携わる。自身のトレーニングでは、これまで筋力トレーニングに力を入れ、走力に磨きをかけてきた。
大一番を前に濟藤さんは「レベルの高いレースであっても、持ち味であるスピードが出せれば勝機はあるはず。楽しみながら挑戦します」と冷静に語った。
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