新チーム初練習の様子
サッカーＪ１リーグが２月26日（金）に開幕する。湘南ベルマーレは翌27日（土）、ホーム「レモンガススタジアム平塚」にサガン鳥栖を迎え撃つ。浮嶋敏監督はじめ、チーム一体で最下位に沈んだ昨季からの巻き返し目指す。午後３時キックオフ。
湘南ベルマーレは２０２１シーズンの開幕戦に照準を定め、１月21日に新チームの練習を開始。その後17日間の沖縄キャンプを実施し、長丁場を戦い抜くフィジカル面と選手間のコミュニケーションを図ってチームを強化した。
最下位に沈んだ昨季から巻き返しを目指そうと、今季は鹿島アントラーズ時代にＪ１優勝経験のあるＤＦ山本脩斗を獲得。Ｊ２の松本山雅ＦＣから３シーズンぶりにＭＦ高橋諒が復帰するなど、11選手が新戦力として加入した。
注目は、湘南ベルマーレＵ―18から今季トップチームに昇格したＭＦ田中聡だ。昨シーズンの夏に高校生ながらＪリーグデビューすると、本職ではない守備陣の起用に応えて存在感を発揮。はつらつプレーで観客の視線を釘付けにした。
キャプテンの岡本拓也選手はシーズン開幕に向け、「ベルマーレらしい戦いでファンへ勇気と元気を届けたい」と意気込みを話していた。
今シーズンのＪ１は、Ｊ２から昇格した徳島ヴォルティスとアビスパ福岡を加えた20チームで構成。ホーム＆アウェイ方式による２回戦総当たりのリーグ戦で、12月４日までに第38節までを行うとしている。
入れ替えについては、年間順位の下位４チームがＪ２へ降格、Ｊ２の上位２チームが昇格。Ｊ１参入プレーオフは行わないとしている。
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