2020年度グレンツェンピアノコンクール第30回ファイナル地区大会の小学校5・6年の部門で、松原小6年の福川りこさん、崇善小6年の小山璃子さんが優秀賞を受賞した。2人は約一年間に渡って大会に挑み、5月1日にファイナルの結果が発表された。
コロナ禍により急遽動画形式で実施された同コンクール。予選、本選、ファイナルの3つの審査からなり、各審査で優秀賞以上を受賞すると次の大会に進むことができる。動画審査は、八幡山の洋館で演奏した。ホールとは違う環境での演奏に2人は、「音の響きを残すことが大変だった」と振り返る。
ファイナルでの優秀賞を受けて福川さんは、「達成感があって、これからの自信がついた」と振り返り、小山さんは「動画を何回も撮り直しをして大変だったけど、回数を重ねるうちに出来るようになって良かった」と話した。
幼いころからピアノ教室・ムジーク楡で同じ曜日のレッスンを受けてきた2人。名前も同じ「りこ」で共通点が多く、良き仲間として高めあってきた。結果発表でお互いの受賞を知ったときはうれしかったという。
本年度も同コンクールに参加する2人は、すでに今月末の予選に向けて準備を進めている。福川さんは「まだ金、銀、銅の3賞をとったことがないから、次は目指したい」と意気込み、小山さんは「なるべく上を目指して、確実に賞をとれるようにしていきたい」と今後の目標を話した。
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