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平塚・大磯・二宮・中井 スポーツ

公開日:2022.04.14

湘南ベルマーレ
小学5年「楓選手」が入団
長期療養児の自立支援で

  • ユニフォームを掲げる水谷社長(左)と小野君

 長期療養中の子どもの自立支援を行う事業で、湘南ベルマーレに3人目のメンバーとして入団した伊勢原市在住の小学5年生・小野楓君(10)の入団会見が4月10日、レモンガススタジアム平塚で開かれた。

 事業を企画、運営しているのはNPO法人「Being ALIVE Japan」(東京都)。スポーツチームの入団を通じて長期療養児の自立、復学支援プロジェクトに取り組んでいる。小野君は算数とサッカーが好きで、リフティング150回を達成するほどの努力家。昨年夏に小児脳腫瘍を発症し、現在は入院を繰り返しながら治療を続けている。

 会見では緊張していたが、真新しいユニフォームに袖を通すと笑顔を見せた。背番号「47」を選んだ理由は「選べる中で、一番大きい素数だったから」と説明し、「チームと一緒に練習に参加するのが楽しみ」と意気込んだ。当日は同事業で卒団した橋本琉選手と高田琥太郎選手も駆けつけてエールを送った。ベルマーレの水谷尚人社長は「卒団した二人の成長がうれしい。楓君とも一緒にチームを盛り上げていけたら」と話した。

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