平塚・大磯・二宮・中井 社会
公開日:2025.07.11
茅ヶ崎市柳島
湘南初の「道の駅」が開業
オープン日 1万人超が来場
湘南エリア初となる道の駅「湘南ちがさき」が7月7日、グランドオープンし、初日だけで約1万1000人が来場した。当日はセレモニーが行われ、佐藤光茅ヶ崎市長や管理運営を担うファーマーズ・フォレストの松本謙代表取締役らがテープカット。フラなどの地域団体のステージや、柳島八幡宮の神輿などが華を添えた。
構想10年経て
セレモニーでは、国土交通大臣からの認証式を実施。あいさつに立った佐藤市長は「7年前に市長になってまず着手したのが道の駅の計画をより『地域が稼げるもの』にすることだった。その分、構想から10年もかかってしまったが、だからこそ絶対に成功させなければならない。茅ヶ崎、ひいては湘南や神奈川県の魅力を発信して全国に愛されるものにしていきたい」と話した。
加山さんも祝福
ファーマーズ・フォレストの松本社長は「茅ヶ崎市の経済に好循環を生み出していきたい。また、茅ヶ崎市の誇りの象徴となる拠点として、日常に寄り添い、多世代が集う施設になっていけば」と意気込んだ。
その他、リック・ブランジアーディホノルル市長から「心からのアロハを贈る」、加山雄三さんから「集う人が笑顔になり、愛される茅ヶ崎になっていってくれたら僕は幸せだなあ」などの祝辞も読み上げられた。
テープカットには、道の駅「湘南ちがさき」の駅長に就任した佐藤市長や松本社長のほか、茅ヶ崎市スポーツアンバサダーでプロサーファーの松田詩野さんらが参加。はさみを入れ、グランドオープンを彩った。
開業を心待ちにしていた来店者らは、入り口から施設の外、鉄砲道まで行列をつくった。
寄贈品を展示
開業にあたり、茅ヶ崎石材工業から市オリジナル広報キャラクターの「えぼし麻呂」の石像が、茅ヶ崎のレジェンドサーファー、故・榊原正雄さんからはデューク・カハナモクの名を冠した貴重なサーフボードが、茅ヶ崎青年会議所からはギネス級と言われる約5mのビッグアロハシャツが寄贈され、どちらも施設内に展示されている。
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