平塚・大磯・二宮・中井 経済
公開日:2026.01.01
1市3町の首長に新春インタビュー
平塚市落合克宏市長(68)
「あったかひらつか」の未来図
―昨年を振り返って。
「戦後80年、平和都市宣言40年という節目の『平和の年』でした。昭和40年に建立した八幡山公園にある平和慰霊塔の再整備など、様々な平和記念事業を実施し、空襲から復興した平塚の歴史を教訓に、平和の尊さを次世代へ繋ぐ責務を再認識しました。
まちづくりでは、ツインシティ大神地区に商業・物流施設の開業に続き、住宅建設も進み、固定資産税などの税収や雇用が生まれており、持続可能なまちづくりの財政面の効果がでてきています。横浜ゴム本社誘致に代表される企業誘致も推進し、市長就任から4期15年で取り組んできたことが、本社移転や設備投資、研究棟建設という形で大きな経済効果となって現れています。また『ひらつかシーテラス』がオープンし、開業後1カ月で約11万人が来場するなど、海の魅力発信の拠点として順調な滑り出しです。駅伝中継所としての活用要望もあり、浜辺のさんぽ道と合わせて魅力を発信します。将来構想を策定した駅周辺地区。市民活動や子育て支援機能も取り込み、地権者や商業者がともに駅周辺の活性化のために汗を流す必要があります」
―今年の展望は。
「キーワードは『まちづくりを着実に前へ』です。人口減少時代に入っていく中で、『持続可能なまちづくり』を市政運営の基本とし、市民の皆さんが住みやすい魅力あるまちを確かなものにしていくことが責務だと考えています。
主要な行政課題として、図書館のあり方の検討を進めています。中央図書館の大規模改修(令和8年6月頃開始予定)に伴い、駅の図書室を中央図書館の分館として活用し、市民の利便性を向上させます。また、社会教育施設の充実としては、美術館の大規模改修も行い、美術文化の発信を強化します。平塚の玄関口である駅周辺の活性化のため、将来構想の着実な推進もテーマです。南口では自動運転バスの実証実験が進んでおり、シーテラスへのアクセス改善に期待しています」
―まちの最高潮ポイントをあげるならば。
「平塚市の『売り』は、一貫して『あったかひらつか』です。シーテラスを中心に、気候の温かさ、人の温かさ、そして『いいものがあった』と感じていただける発見の魅力を中心に発信していきます。シーテラスの展望テラスからは伊豆半島から江の島まで一望でき、湘南平との連携も模索したいと考えています。地元の皆さんへは、シーテラスをはじめ、北のツインシティ、南側の大型商業施設など、買い物もしやすく暮らしやすいまちづくりを進めていることをお伝えし、魅力を持ち合わせた、持続可能なまちをこれからも確かなものにしていきます」
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